2023年08月31日

時代劇で歴史がわかるか

 <時代劇で歴史が分かるか?>  2023.08.31.

 妻は結構図書館で、本を借りて来る。
 一度に3冊くらい借りて来るが、内容は、バラバラ。
 いささかミーハー的な、ところもある。

 8月に借りた本3冊のうちの1冊。
 「時代劇を見れば日本史の8割は理解できます」
 東大教授 山本博文 歴史マニアのコラムニスト ペリー・荻野 対談編集(2018年徳間書店)

  時代劇とか、大河ドラマの「実はこうだった」がテーマ。
 ゼミでの対談をまとめたものなので、余り考えず読める。

 山本教授は、授業に、水戸黄門や、暴れん坊将軍、鬼平犯科帳、遠山の金さん等を枕にするくらいなので、面白い。
 荻野さんも、歴史おたくなので、気軽に読める。

 家康のしかみ像が、実は後で描かれたというニュースは入っていない。
 あれが分かったのは、「女城主直虎」が放映された(2017年)後だったので、間に合わなかったか。
 
 姫街道関連では、「従四位の官位をえたゾウがいた」と言う項目があるが、残念だが、姫街道を通ったとは書いてない。
 吉宗に、ベトナムから像が送られ、長崎から江戸まで歩いた。
 そののち、見世物に出され、最後は栄養失で調で死んだ。

 本のタイトルは、いささかオーバーだが、TVを見て、歴史に興味を持ってもらいたいという、願いがこもっていると思われる。
 

 
 




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