2024年01月21日

椿三十郎を観る

<黒沢監督の椿三十郎を観る> 2024.01.21.

 映画館を含め、もう数回は観たと思う。
 三船が用心棒に雇われた屋敷の庭に見事な椿。
 1962年の作品なので、画面は白黒である。

 当時はそれが当たり前で、赤い椿は赤く見えた。
 バーチャルな世界なので、頭の中では、白い椿は白く、赤い椿は赤く見えた。
 赤く見えたというより、脳はそう解釈した。

 後にカラーが当たり前の時代に入ると、あれ?色が無いぞ、となる。
 最後に、三船と仲代の勝負がある。
 仲代の体から、血が噴き出して、幕となる。

 この血も、白黒画面の時代に、真っ赤な鮮血に見えた。
 人間の脳なんて、かなりいい加減なのかもしれない。




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