mayonaka fujita　の　まよなかのひとりごと　

　＜ジョーン・バエズと森山良子＞　2023.01.23.

　徹子の部屋に、森山良子が出た。
　彼女を見ると、ジョーン・バエズを思い出す。
　この放送では、バエズの事は出なかったが、懐かしく思い出した。

　１９６７年は、社会人になってから２年目である。
　反戦運動華やかな頃に、バエズは日本公演を行った。
　森山良子は、日本のジョーン・バエズと呼ばれていて、コンサートにゲスト参加した。

　バエズが挨拶した。
　通訳が翻訳した・・・・？
　英語が得意じゃない私でも、「そんなこと言ってないよー」と思った。
　気のせいか、良子も困ったような顔をしていた。

　あとでわかったのだが、アメリカのCIAが、主催者や通訳に圧力をかけたようだ。
　当たりさわりのない言葉が、あらかじめ用意されていたらしい。
　日本政府も知っていたのかは分からない。
　でも、７０年安保を３年後に控え、日本の学生にも騒がれては困るから、知っていたのかもしれない。

バエズはすでに引退し、今は静かな老後を迎えている。