姫街道の蛇穴
<姫街道の蛇穴の話> 2025.01.01.
あけましておめでとうございます。
蛇年にちなんで、姫街道をめぐる、蛇のお話にて、ご挨拶申し上げます。
嵩山(すせと読む)宿は、浜松から、姫街道の本坂峠を越えた交通の要衝で、古くは宿場町として栄えた。嵩山の浅間神社のそばに、蛇穴(じゃあな)という、入り口は小さいが、奥行きが70mほどの大きな鍾乳洞がある。縄文時代の洞くつ遺跡として国の史跡に指定されている。蛇穴という名前は、大蛇が住んでいたという伝説に由来する。
蛇穴周辺の地形は石灰岩地質で、新穴や水穴などの鍾乳洞があり、石灰岩地独特の植物が自生している。蛇穴は、信州の善光寺まで続いているといううわさがあるが、行って帰って来たという話は聞かない。
浅間神社は、頭浅間(大山浅間社)、腹浅間(原川社)、足浅間(富士社)の総称で、古い歴史を持つ。それぞれの神社境内には鎮守の森として保存された樹林が多くある。頭浅間まで行くのはきつく、初詣するには、相当の覚悟がいる。
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