萩の原のさくら
<萩の原のさくらと萩の花> 2023.03.28.
雨上り、町内の萩の原神社のさくらが満開になった。
「引馬野ににほふ榛原入り乱り衣にほはせ旅のしるしに」
万葉集にうたわれた榛原(はりはら)とは、萩の原のこと。
引馬野に行ってごらん。
萩の花が咲き乱れ、裾に取りついて、ほんのり染めあげてくれるでしょう。
美しいその色を、旅のしるしに都までお持ち帰り下さい。
良い思い出になりますよ。
その萩の原が、ここ三方原台地と言われていて、小中学校の校歌にも歌われている。
だが、三河とする説もある。
かように歴史は難しい。
今は三方原台地も、住宅が立ち並び、萩の花も見られなくなった。
昨年、古木になったさくらの先を考え、若い木を植え、今年は数輪咲いた。
今度は、萩の花を復活させても良いんじゃないかな、と思うのは、私だけだろうか?
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