大江訃報と、袴田再審
<大江健三郎訃報と、袴田事件再審> 2023.0316.
3日、作家大江健三郎氏がなくなった。
ノーベル文学賞受賞、憲法九条の会呼びかけ人。
88歳。
1958年、芥川賞を受賞。
戦後民主主義世代の文学の旗手。
ヒロシマノート、沖縄ノートを発表。
東日本大震災後には、「さよなら原発100万人アクション」呼びかけ人となった。
山田洋次監督「日本人にとって羅針盤を失った気持ち」。
袴田事件は、静岡県民にとっては、重大な事件だが、他県の人にとってはどうなのだろうか。
1966年の事件だから、57年かかってやっと再審。
死刑囚として、長年精神的苦痛を与えた。
人生の大半を、裁判闘争で終わらせて良いのだろうか?
裁判ををするために、姉弟は生まれてきたのだろうか?
私が大学を出たのが1966年。
大江さんも、袴田さんとも、同時代に生きた人間である。
写真は、静岡新聞から。
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