だいこんの花

mayonaka fujita

2025年04月27日 10:05

 <だいこんの花 その2> 2025.04.27.

 先週、大根の花について、送信したが、なんか、この言葉に、何かひっかるような気がしていた。
 なんだっけ?と思っていたら、連れ合いが、「こんな本あるわよ」って、持ってきたのがこの本。
 市川房江随想集「だいこんの花」である。

 そうか、なんか聞いたことあったっけ?

 「おふくろの本だ」と言ったら、「違うわよ。K伯母さんの本よ」と言う。
 ずっと勘違いしていた。
 K伯母は、父の姉の一人。
 
 母は、女優から参議院に転じた、日本社会党の望月優子のファンだった。
 だから、てっきり婦人運動家市川房江のファンであったのだろうと、勝手に思っていた。
 伯母は英語が得意で、アメリカ大使館員のハウスキーパーをやっていたので、市川房江と、結びつかなかったのだ。

 だいこんの花は、市川のあだ名の一つ。
 この本は、彼女の自伝エッセーである。
 私は、彼女のしわだらけの顔しか、おぼえていない。
 ほかに「野中の一本杉」「もみくちゃの十円札」などのあだ名がある。
 


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