2011年09月14日

アプローズ

 9月9日(金)、ミュージカル「アプローズ」を、観ました。 アプローズとは、喝采と言う意味です。
 
浜松演劇鑑賞第398回例会
  ピュアーマリー公演   
  1970年トニー賞5部門受賞 
  ブロードウエイミュージカル
  アプローズ 
  ~映画「イヴの総て」より~
  出演 前田美波里・上田亜希子・倉石 功
  演出 浜畑賢吉 音楽監督 前田憲男
  アクトシティー浜松・大ホール
  9月7日~11日、5回公演


 大女優マーゴの前に現れた、薄幸の少女イヴの成長物語で、アメリカ人の好きなドリーム物語です。 しかし、脚本家や、プロデューサーなどに、「体を張って」取り入るなど、手段を選ばない芸能界の「いやらしさ」を描き出しています。 

 俳優も良い、音楽も歌も良い、ダンスも良いのに、何か心が満たされないのはなぜでしょうか?

 イヴに嫉妬したマーゴは、やがて大切なものに気がつくという、設定は、何か無理があってしっくり来ません。

 舞台転換は見事でした。 暗転からわずかの時間に、景色ががらっと変わる様は、どういう仕掛けになっているのか、興味がそそられました。

 下積みダンサー達のダンスシーンは、単純に楽しめましたが、ストーリー的には、必然性が希薄だったように感じました。

 私は真ん中の通路側に座っていましたが、なんと始まる直前、三つ前の空いた席に、イヴ役の上田亜希子さんが、後ろから、私の脇を通って座りました。 トニー賞授賞式のシーンで、彼女の名前が呼ばれ、立ち上がり、舞台に向かうシーンがスタートでした。 間近に見た彼女、いやー、きれいな女性でした。

 最近テレビではお目にかかってない倉石 功さんが、渋い味を出しています。 浜畑賢吉さんが、演出をされていることを、初めて知りました。




Posted by mayonaka fujita at 23:12│Comments(0)
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